2009年04月01日

夢はターフを駆けめぐる 第2話

...東京競馬場 第4レースは 以上の16頭で行われます。

 

鈍い金属音とともにゲートが開く。

スカイファントムのゲートの出は悪くない。

調教では気が悪い所を見せていたが、今はとりあえず走ることに集中しているらしい。

16頭立ての14番枠。このまま先行集団に取り付いていけば、

結構いいレースができるのではないか、と和久井は考えていた。

その瞬間。

ガクンという衝撃が体を通して伝わってきた。

あまりにも突然で、思わず馬上で立ち上がってしまったほどである。

(まさか故障した...?!)

その想いは杞憂であった。

スカイファントムは芝からダートに変化した馬場に戸惑ったのである。

 

...3コーナーに差しかかって先頭はシグナルセレクト。

1馬身離れて1番人気のウエルカムハピネス。

その外イズミテイトオー。内々サガトラクインシー...

 

スカイファントムは現在後方から4番手。

ダートに入ってからの走りは無様というしかなかった。

飛んでくる砂に怯み、時に砂に脚を取られ、

ズルズルと位置取りを下げた。

最後方まで下がらなかったのは、単に後ろの馬がカベになってくれたからである。

 

...さあ4コーナーを回って最後の直線。

このあたりでウエルカムハピネス早くも先頭。

1馬身、2馬身と突き放します...

 

4角13番手。

和久井のハラはもうとうに決まっていた。

スカイファントムは明らかにダートを嫌がっている。

度重なるストレスで、スカイファントムは暴発寸前であり、

和久井はそれを必死に抑えつけてきたのである。

あとはすりきれる寸前で、それを解放してやることだけが、

和久井にできるすべてであり、使命であった。

もちろん、解放したら何が飛び出るのか、そんな不安はあるのだが...

2008年11月14日

夢はターフを駆けめぐる 第1話

その馬が普通でないことは、
騎手となってまだ1年を経過していない和久井にも感じ取れていた。
もっとも、わかっていたのは「普通でない」ことだけであって、
どちらの方向に普通でないかは、ついに測りかねていたのである。


新年気分もようやく抜けかけた1月末。
関東の開催も中山から東京へと移った、初日の土曜日。

新馬戦とはいえ、もうクラシック候補生が重賞戦線でしのぎを削る時期である。
加えて、雪もちらつく午前のレースとなれば、
競馬ファンの関心はむしろ温かい食べ物の方向を向いていた。

第4レース ダート1600m。

怪物はその片鱗すら見せずに、スタートゲートの中にいる。

その鞍上の和久井祐太の心情としては、
期待が4割、不安が6割といったところ。
何が飛び出すかわからない空恐ろしさを感じていた。

12頭立ての4番人気。

前評判はさほどでもない。
どこにでもある、ありきたりの新馬戦の、
どこにでもいそうな出走馬。

ごく限られた人々のみを除けば、
それがどんなレースだったかも思い出せない。

スカイファントムのデビュー戦は、そんなレースだったのである。

(つづく)

2008年11月13日

マイク買ってみた

某家電量販店にいって、マイクを買ってきました。

これでラジオの放映ができる!はずです。

とりあえず、どっかでテストしとかないとね。

2008年11月06日

ついに5Rはじまる

ども。はじめまして。

Real Race Revolution Returns Radio

通称「5R」管理人のカイザーです。

 

思い起こせば、もう何年前?

Real Race Revolution(通称3R)はこの世に生を受けました。

それが、ブログとなってリニューアルした際に、

Real Race Revolution Returns(通称4R)に。

ああ。なんてベタなw

 

それが今度は5Rですよ、奥さん。

 

3Rから代を重ねて3代目の5Rですが、

ブログもラジオも基本は競馬でやっていくつもりです。

Race=Horse Racingですからね。

 

さて、そうはいうもののですね。

まだラジオとか配信できる準備が全く整っておりませんで。

第1回の放送っていつになるのか、

管理人もまーったく予定していませんw

 

おいおい、おまえ、5Rって言いたいだけちゃうんか、と。

そういう意見もありましょうが、

ぜひぜひ温かく見守ってくださいませ。